【2024年決定版!】海外進出におすすめの国ランキング!

日本では、月日がたつごとに税金が高くなり、働き手の収入は圧迫され続けています。

その税率は、なんと40%。

日本で会社を設立し、血のにじむような努力を積み重ねて利益を出しても、その40%は税金として支払う義務が生じるのです。

この税金大国の日本から抜け出すために、海外進出を検討されている方も多いことでしょう。

しかし、日本を出たからといって、楽な生活が待っているわけではありません。

進出する国を正しく選ばなければ、多大なコストがかかることもあります。

今回は、海外進出でおすすめの国を3つ、ランキング形式で紹介します。

この記事を読んで、税金大国の日本から逃れ、さらなる高収入を実現しましょう。

【2023年決定版!】企業におすすめの海外進出先を紹介!

さっそく、企業におすすめの海外進出先を紹介します。

結論から言うと、以下の5つの国が、海外進出先としておすすめです。

1位:ドバイ

2位:シンガポール

3位:香港

4位:ニューヨーク

5位:ニュージーランド

それぞれ詳しく解説していきます。

1位:ドバイ

1位はドバイです。

ドバイは、もともと貿易拠点として発展した国で、海運業や物流業が盛んな国です。

しかし、中東のイメージとは裏腹に、石油はほとんど出ず、砂漠と海に囲まれた国でもあるため、農業や工業には不向きでした。

そこで、ドバイは世界最大の貿易立国を目指し、急成長を実現しました。

現在は、ビジネスがしやすい国となり、資産家や投資家が移住するほどで、ビジネスパーソンが海外移住する上で、最もおすすめできる国です。

ドバイのビジネスに関する特徴や魅力を、以下で紹介します。

ドバイの特徴

ドバイは、新しいシルクロードとして知られており、中東やアフリカ、南アジアへの玄関口として機能しています。

現在は、貿易開発の主要都市となっており、2030年までにGDPが12.8兆$になると言われています。

世界市場として急成長し続けているのが、ドバイという国なのです。

ドバイの魅力

税金がかからない「タックス・ヘイブン」と呼ばれるエリアを作り、ビジネスがしやすい制度を作っています。

日本における所得税や消費税に該当するものもなく、投資で得る配当金や利息にかかる税金もありません。

具体的な例を挙げると、日本で10億円の資産をビジネスで築き上げた場合、多重課税によって手元に残るお金は2億円ほどです。

資産全体のおよそ80%が、税金で徴収されてしまいます。

しかし、ドバイは税金がほとんどないため、10億円の資産がそのまま手元に残るようになっています。

日本と比較するとあまりにも大きな差です。

ビジネスや投資で築いた資産を手元に残すうえで、ドバイは最適な環境といえます。

ドバイへの海外進出の注意点

とはいえ、ドバイへ海外進出する際は、気をつけるべき点があります。

それは、エージェント選びです。

エージェントとは、法人設立やビジネスを行うライセンス取得など、ドバイでビジネスを行ううえで必要な現地での手続きをしてくれる委託業者を指します。

もし、エージェントがペーパーカンパニーの場合、前述の手続きができず、委託したあなたの会社もドバイでビジネスを行う権利が得られません。

ドバイでの業務実態が存在しないままだと、日本の税制度で追加徴税されるため、法外なコストがかかる可能性もあります。

また、ドバイは税金がない代わりに罰金が多数存在します。

監査報告書などの提出遅れでも罰金が科されるため、エージェント選びを間違えると、後々不要な支出が発生するので注意しましょう。

2位:シンガポール

第2位は、シンガポールです。

ドバイよりも下のランクになってしまいましたが、それでも海外進出するとさまざまなメリットがあります。

以下で、シンガポールについて詳しく解説します。

シンガポールの特徴

シンガポール・チャンギ空港が象徴するように、シンガポールはハブ機能を持ち、多様性を重んじる国です。

政府の方針にも多様性を受け入れる方針があり、移民制度があります。

閉鎖的な日本とは異なり、移住を快く受け入れてくれる懐が深い国なのです。

さまざまな国の人々が訪れると言うことは、優秀な外国人も多く、さらにさまざまな最新の情報が集まることも意味します。

また、シンガポールは国を挙げて教育に力を入れているため、平均IQも高い傾向にあります。

現地で優秀な人材が確保できることもシンガポールの大きな特徴です。

シンガポールの魅力

シンガポールは、日本と距離が近く、また文化的にもアジア圏なので日本人が海外移住するうえで親しみやすいことは魅力的な点でしょう。

また、シンガポールは、日本と比べて税率が低く、法人運営にかかるコストを下げることが可能です。

日本で1億円の利益を出した場合、税金が引かれて最終的に手元に残るのは、5,000万円ほどですが、シンガポールでは、1,000万円以下に抑えられます。

低い税率で法人運営ができ、資産運用などもやりやすいことが、シンガポールの魅力です。

シンガポールへの海外進出の注意点

一方、シンガポールへ海外進出する際の注意点は、ビザの申請が難しいことです。

シンガポールのビザは、エンプロイメントパス(EP)とSパス(S Pass)があります。

特にEPは、大卒であることが必須条件など、給与面や仕事の役職のバランスを考慮してビザの認定がなされます。

一人で取得するのは大変ですので、信頼できるエージェントに委託するとよいでしょう。

3位:香港

第3位は、香港です。

シンガポールと同様、海外からの移住者が多く、多様な文化が混ざり合う都市です。

香港が、海外移住におすすめな要因を以下で解説します。

香港の特徴

商社や物流、金融、サービス業など幅広い業種の企業が進出する国際都市で、約2万人の日本人が暮らしています。

アジア圏の中では給与水準も高いため、香港での就業を希望する方もたくさんいます。

香港の魅力

香港も、先に紹介した国と同様、税率が低く設定されているため、ビジネスや投資をしやすい環境です。

香港で行われていない国際的な貿易やコンサルティング事業には、税金がかかりません

また、香港以外の場所で所有する不動産も無税です。

国際的に活躍する企業にとっては、香港以外で行われているビジネスや保有する不動産が税金の干渉を受けないため、魅力を感じやすいと思います。

香港への海外進出の注意点

香港で起業家として事業を行うためには、投資ビザの取得が必要になります。

この投資ビザの取得に時間がかかるのが、海外進出の際に注意すべき点です。

香港イミグレーションは、投資ビザの審査を慎重に行うため、審査日数が長くなる傾向にあります。

スケジュールに余裕を持って申請するとよいでしょう。

4位:ニューヨーク

第4位は、ニューヨークです。

ニューヨークは、言わずと知れた大都市で、世界中からさまざまな国籍の人たちが集まります。

3位以内の国や都市とは異なり、税金面での優遇はあまり期待できませんが、ビジネスチャンスが数多く存在するため、4位にランクインしました。

以下、詳しく解説していきます。

ニューヨークの特徴

ニューヨークは、世界を牽引するグローバル都市で、世界金融の中心地です。

有名な金融街のウォールストリートも、ニューヨークにあります

また、金融だけでなく、ファッションやグルメなどの文化におけるトッププレイヤーたちも集まるため、金融やビジネス以外の側面でも世界を牽引していると言えるでしょう。

ニューヨークの魅力

ニューヨークの魅力は、投資の市場として安定していることです。

不動産投資を例にすると、住宅市場価格が緩やかに上昇しており、長期的には不動産投資のリターンが見込めるという魅力があります。

世界中からさまざまな人が移住する都市であるため、賃貸物件での空きが少なく、中古物件の価値も高いことが要因です。

巨大な安定したマーケットは、不動産投資のリスクが少ないため、魅力的です。

ニューヨークへの海外進出の注意点

ニューヨークへ海外進出する際の注意点は、コストがかかることです。

ニューヨークは、物件そのものの価格が高く、それにともない固定資産税の金額も高くなりがちです。

また、マーケットが安定しているため、急激な成長はなく、投資の利回りも低いデメリットがあります。

安定した市場で長期的に投資に取り組みたい方は、ニューヨークがおすすめです。

5位:ニュージーランド

最後の第5位は、ニュージーランドです。

ニュージーランドは、市場こそ小さいものの、起業しやすい国として名高いことはご存じでしょうか。

ニュージーランドの起業に関する支援や国としての特徴を紹介します。

ニュージーランドの特徴

ニュージーランドは、人口500万人ほどの小さな国です。

酪農とワインが盛んな国で、ワインは近年、急成長しています。

社会環境問題やジェンダーギャップ問題などに積極的に取り組む先進的な国でもあります。

ニュージーランドの魅力

先進的な取り組みを行うニュージーランドですが、それはビジネスにおいても色濃く表れています。

世界銀行による「ビジネス環境の現状」では、190カ国中、起業のしやすさでNo.1を獲得しており、ビジネスがしやすい国として高く評価されているのです。

オンラインで簡単に届け出ができることで、起業のハードルを下げ、高い評価を獲得している背景があります。

また、資金調達がしやすい国でもあります。

キャピタルゲインが非課税のため、投資家が積極的に投資しやすい環境なのです。

そのため、起業家はエンジェル投資家からの資金調達がしやすい特徴があります。

ニュージーランドへの海外進出の注意点

しかしながら、メリットばかりではありません。

ニュージーランドで起業する際に注意すべき点があります。

それは、書類準備以外のところで時間がかかることです

具体的には、ビジネス番号の取得や税務局でのGST(付加価値税)登録、ニュージーランド在住のディレクターが最低1名必要など、さまざまなハードルがあります。

また、電力調達がしにくく、オフィスの電気が開通しないため、ビジネスの開始が遅れることも注意すべき点です。

海外進出をするならエージェントに依頼しましょう

これまで、海外進出でおすすめな国や都市を紹介してきました。

ドバイやシンガポールなど、ビジネスのしやすさに特化した国は、魅力的に感じた方も多いのではないでしょうか。

ここで、海外進出を具体的に考え始めている方にお伝えしたいことがあります。

それは、海外進出する際は、エージェントの存在が欠かせないということです。

なぜなら、どの国でもビザの発行が必要で、自力で行うには労力がかかりすぎるためです。

ビザの申請でミスが生じると、罰金が科されるため、ミスがなく、実績豊富なエージェントに依頼する必要があります。

以下の記事で、信頼できるおすすめのエージェントを紹介しています。

まとめ

海外進出でおすすめの国を紹介しました。

まとめると、以下になります。

1位:ドバイ(圧倒的な税制優遇)

2位:シンガポール(税制優遇措置と多様なビジネスチャンス)

3位:香港(国際ビジネスのしやすさ)

4位:ニューヨーク(安定した成長市場)

5位:ニュージーランド(起業と資金調達がしやすい)

あなたは、どの国への海外進出が魅力的に感じますか?

それぞれの国の特徴を踏まえ、信頼できるエージェントに海外進出をサポートしてもらいましょう。

以下ではおすすめエージェントのサービスを紹介しているので、ぜひご覧ください。