グローバル化が進み、ますます世界での情報伝達速度が増している昨今。
情報に敏感な方で、ドバイへの移住を検討している方もいることでしょう。
しかし、いざドバイに移住することになっても、ビザを取得しなければならないため、この点はネック。
VISA申請には費用がかかりますが、その費用を抑えようとして全て自前で手続きを進めることは非常に危険です。
VISAの手続きがうまくいかないと、日本に取り残される羽目になることも。
ドバイに移住するためにはVISAにまつわる正しい知識を身につけましょう。
今回は、ドバイでのVISAの種類について紹介するので、ぜひ参考にしてください。
【結論】ドバイでのVISAの種類5つ!
ドバイに移住するためには、VISAを取得する必要があります。
VISAとは、その地域で働いたり学校に通ったりする際に必要となる滞在許可証のようなものです。
そして、国によって必要なVISAは異なります。
ドバイはVISAの種類が他国に比べて少なく、手続き自体は簡単なので、ぜひ以下の5つのVISAの種類は覚えておきましょう。
種類 | 事業者へのおすすめ度 | 用途 |
学生VISA | ☆ | 留学・研修 |
フリーランスVISA | ☆☆ | 個人事業の開業 |
就労VISA | ☆ | 海外出張など |
不動産VISA | ☆ | 現地での不動産投資 |
法人設立VISA | ☆☆☆☆☆ | 現地での事業 |
ドバイには主にVISAの種類が5つくらいありますが、事業者の方が取得するVISAはたった1つだけ。
それが法人設立VISAです。
以下では、法人設立VISAとそのほかを紹介するので、自身に合っているものはどれか比較検討してください。
学生VISA
学生VISAは、ドバイにて留学や研修をする際に必要となるVISAです。
ドバイでは教育制度にも力を入れており、特に大学の研究分野には近年目を見張るものがあります。
世界中の投資家や実業家が集まるため、英語も比較的通じます。
そのため、日本人の方でドバイにて語学を学んだり、大学の研究をおこなったりする方も多いのです。
ただし、学生VISAは教育機関への入学が証明されなければ発行されないので、この点は注意が必要です。
フリーランスVISA
フリーランスVISAは、ドバイにて個人事業を行うために必要となるVISAです。
ドバイは世界有数の観光地であるため、多くのフリーランサーがワーケーションとして訪れます。
その際に、長期滞在をするために取得するのがフリーランスVISAです。
しかし、フリーランスVISAは不動産関連の契約や現地での雇用などに規制があるためこの点は注意が必要。
あくまで自分一人で働く場合にのみ有効なVISAなので、現地で事業を行う方は、法人設立VISAを検討しましょう。
就労VISA
就労VISAは、現地へ出張をする方などが取得するVISAです。
主に雇用者が発行するVISAで、事業主の方が就労VISAを発行して事業を始めることはありません。
自身の事業で人を雇う場合は、就労VISAを発行する機会もあるでしょう。
もし日本から労働者をドバイへ連れてくる場合は、就労VISAがあることを把握しておくと、手続きがスムーズに進みますよ。
不動産VISA
不動産VISAは、現地で不動産を取得することで得られるVISAの1つです。
不動産VISAを取得することでドバイへの居住権とエミレーツIDが取得できます。
エミレーツIDとは、日本で言うところのマイナンバーカードのようなものです。
一つで運転免許証や保険証の役割を果たしてくれます。
そのため、ドバイに住む方で不動産VISAを取得する方もいます。
法人設立VISA
法人設立VISAは、事業者の方に一番おすすめする種類のドバイVISAです。
法人設立VISAは、その名の通りドバイにて法人を設立するためのVISAで、ほとんどの事業者がこのVISAを利用しています。
こちらは現地にて法人設立をすること、および法人設立をするために必要となるビザです。
エミレーツIDの取得はもちろん、ドバイにてビジネスをするために必要な手続きもこちらのVISAがあれば大抵は大丈夫です。
ドバイでの法人設立VISAについて詳しく知りたい方は、こちらで紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
ドバイで事業をするなら居住者VISAを発行しよう
さまざまな種類のVISAがあるドバイ。
ドバイにて事業をする、ドバイに海外進出をするという方は「居住者VISA」を取得しましょう。
居住者VISAとは、ドバイに数年間住むためのVISAです。
フリーランスVISA、就労VISA、不動産VISA、法人設立VISAを取得することで居住権が獲得できます。
その中でも一番おすすめする種類が「法人設立VISA」です。
日本の事業者の方は、まずは法人設立VISAを取得しましょう。
法人設立VISAがおすすめの種類である理由とは?
ここまででは、ドバイのVISAの種類やどのVISAがおすすめかについて紹介しました。
そして、その中でも一番取得するべきなのが法人設立VISAです。
以下では、法人設立VISAがおすすめの種類である理由について紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
エミレーツIDが発行されるから
法人設立VISAがおすすめの種類である理由は、エミレーツIDが発行できるところにもあります。
エミレーツIDとは、ドバイでの身分証明書のようなもので、これがあるとさまざまな手続きが行えます。
ドバイにて事業を始めるためには、不動産の購入や銀行口座の開設が必須です。
その手続きにはエミレーツIDが必要となるので、法人設立VISAの重要性がここでわかるかと思います。
法人名義で不動産を購入できるから
ドバイにて居住権を獲得する方法には、不動産ビザやフリーランスビザなどの選択肢もあります。
しかし、これらの方法では法人名義で不動産を購入することもできません。
一方、法人設立VISAを発行すれば、事業として不動産を購入することも可能となります。
ドバイにて投資事業を行いたいと考えている事業者も多いです。
不動産などに興味がある方は、必ず法人設立VISAを選択しましょう。
法人での活動ができるから
法人設立VISAがおすすめである理由は、法人で活動できるところにあります。
不動産VISAやフリーランスVISAを発行したところで、ドバイにて事業を展開することはできません。
ドバイにてきちんと会社を運営するためには、法人設立VISAを獲得する方法しかないのです。
ドバイにて何もせず暮らしたい方は不動産屋フリーランスVISAでも大丈夫ですが、節税や事業拡大を目指している方は法人設立VISAをまずは獲得しましょう。
法人設立VISAを獲得しても、すぐに事業を開始して売り上げを出さなければならないわけではありません。
法人設立VISAを手始めに獲得しておけば、後から事業をすることになっても困らないため、おすすめですよ。
法人設立VISAを発行する方法とは?
最後に、法人設立VISAを発行する方法について紹介します。
法人設立VISAにはさまざまなメリットがありますが、手続きにはやや手間がかかります。
例えば、一定の資産や学歴、事業実績が必要となる場合もあり、審査がなされます。
さまざまな条件があり、申請に失敗するとドバイにて事業ができなくなる可能性も。
確実にかつ手続きをスムーズに進めるためにも、自力で全て行うのではなく、エージェントに相談をしましょう。
以下では、おすすめの海外移住エージェントと、法人設立VISAを発行する詳しい方法について紹介しています。
まとめ
今回は、ドバイでのVISAの種類と、事業者が取得するべきVISAについて紹介しました。
日本から出ようと考えている方や、事業を展開しようと考えている方はぜひドバイで法人設立VISAを取得してください。
またVISA取得は、エージェントを介することでスムーズに手続きが済みます。
手続きミスを起こさないためにもどのエージェントに頼るかをきちんと吟味しましょう。
以下では、おすすめのエージェントについても紹介しているので、ぜひ参考にしてください。