近年、SNSなどの発達により、企業の社長や、インフルエンサー達が気軽に情報発信するようになりました。
オンラインサロンはその代表的な例で、一般人とインフルエンサーとの間で交流ができる場として注目を浴びつつあります。
この記事を読んでいる方の中にも、自己成長のためにオンラインサロンの入会を考えている方もいることでしょう。
しかしオンラインサロンを始めるにあたって以下のような悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。
「オンラインサロンは胡散臭い感じがする…」
「オンラインサロンって本当に有益なの?」
「オンラインサロンの仕組みが知りたい」
オンラインサロンには、詐欺目的で運営しているところや、大した情報がないサロンもあります。
そのため、胡散臭さが生まれてしまうのです。
しかし、有益なオンラインサロンがあることも事実で、自己成長のためにはオンラインサロンを見分ける力が必要になります。
そこで本記事では、
- 怪しいオンラインサロンは存在するのか
- なぜオンラインサロンは胡散臭いと言われるのか
- 気をつけるべきオンラインサロンの特徴について
- 悪質なオンラインサロンの被害事例
- オンラインサロンの有益性
- オンラインサロンの見分け方
について詳しく解説していきます。
オンラインサロンが胡散臭いと感じている方は、本記事を参考に、その実態について把握していきましょう。
【結論】胡散臭い・怪しいオンラインサロンも存在する
まず結論から説明すると、胡散臭い、怪しいオンラインサロンが存在するのは事実です。
オンラインサロンは性質上、内部でどのような人が運営をしており、どのような会員がいるのかを知ることが困難です。
中には、情報や得るものがほとんど無いにもかかわらず、法外な金額が必要なところもあります。
一方で、全てが悪いオンラインサロンという訳ではありません。
実は、情報が少ないだけで有益なオンラインサロンも確かに存在しており、起業家や高所得者を多く排出しているオンラインサロンもあります。
そこで、有益なオンラインサロンを見つけるためにも、まずは「なぜオンラインサロンは胡散臭いと言われるのか」について把握しておきましょう。
なぜオンラインサロンが胡散臭いと言われるのか
スキルアップや人脈作りが目指せる一方で、詐欺など高額請求がされる可能性もあるオンラインサロン。
オンラインサロンはなぜ胡散臭いと言われるのかが、気になる方もいることでしょう。
今回は、オンラインサロンが胡散臭いと言われる3つの理由について紹介します。
- 胡散臭いと言われる理由1:情報の非対称性が大きい
- 胡散臭いと言われる理由2:お金にまつわるサロンが多い
- 胡散臭いと言われる理由3:知らない・知名度の低い方も行なっている
上記を参考に、オンラインサロンが胡散臭いと言われる理由について把握しておきましょう。
胡散臭いと言われる理由1:情報の非対称性が大きい
みなさんは、気になるオンラインサロンがどのような活動をしているかをご存じでしょうか。
オンラインサロンは、会員限定で特別な情報が公開されたり、会員同士で交流できたりと、閉鎖的なコミュニティによって運営されています。
そのため、外部の人がコミュニティ内で何を行なっているかを正しく把握できません。
オンラインサロンは会員と外部の間で知れる情報に差があるため
「結局何してるサロンなの?」
「なんとなく怪しそう」
と胡散臭さが生まれてしまうのです。
情報が表に出にくいことから、そういうイメージが強くなっていると言えますね。
胡散臭いと言われる理由2:お金にまつわるサロンが多い
現在、オンラインサロンは1,000以上もあり、それぞれの特徴は異なります。その中でも、よく耳にするサロンが、お金を稼ぐ系のサロンです。
例えば「FXでの勝ち方を教えます」といった投資系サロンや、「スマホ一台で稼げます」といった副業系サロンは、みなさんも1度は耳にしたことがあるでしょう。
これらのサロンは、非常に高額な入会金を請求したり、勧誘を促進したりとトラブルの発生件数も多いです。
お金にまつわるトラブルがよくあるため、オンラインサロンに胡散臭さが生まれてしまうのです。
胡散臭いと言われる理由3:知らない・知名度の低い方も行なっている
オンラインサロンは、会員さえ集めてしまえば誰にでも運営できる仕組みになっています。
そのため、知名度の低い方がオンラインサロンを運営しているケースもよくあります。
お金にまつわるサロンで、情報も少なく、さらに知らない人が運営しているオンラインサロンが胡散臭いと言われても仕方がありません。
一方で、有名な経営者や芸能人が開いているオンラインサロンであれば、信頼感が持てると感じる方も多いです。
気をつけるべきオンラインサロンの特徴3選
オンラインサロンには上述したように、さまざまな特徴があり、胡散臭いと言われる所以もその特徴によるものです。
いざオンラインサロンに入会しようと考えても、胡散臭くて、怪しいところには入りたくないですよね。
そこで今回は、気をつけるべきオンラインサロンの3つの特徴について紹介します。
- 契約期間の縛りがある
- ネットワークビジネスの催促
- 収入と労力が釣り合っていない
契約期間に縛りがある
気をつけるべきオンラインサロンの特徴として、契約期間の縛りがある点が挙げられます。
有名なオンラインサロンは、会費が定額制のところがほとんどで、自身に合わないと感じたらいつでも解約が可能です。
一方、オンラインサロンの中には、契約期間に縛りがあり、いつでも解約することができないところもあります。
例えば月5,000円のサロンがあり、契約期間が1年だとすると、1年で60,000円の費用がかかりますが、途中で合わないと感じても、この会費は払い続けなければいけません。
無駄な会費を支払わないためにも、契約期間に縛りがあるかどうかを確認してみましょう。
ネットワークビジネスの催促
ネットワークビジネスを進めているオンラインサロンにも注意が必要です。
ネットワークビジネスとは、入会者にサロン勧誘をさせ、招待すると報酬がもらえるといった制度のことです。
ネットワークビジネス自体は悪いものではありませんが、サロンの収入源が勧誘で、高額の入会金が必要といったサロンには注意しましょう。
収入と労力が釣り合っていない
オンラインサロンには、投機などを利用して高収入が稼げるノウハウを教えているところもあります。
短時間で高収入などとうたっているオンラインサロンはそれだけで注意が必要ですが、中でも気をつけるべき点は収入と労力が釣り合っているかどうかです。
例えば、一日30分間だけの作業で月に100万円の利益が得られるサービスなどは、収入に対して労力が釣り合っていません。
収入を得るためには、それなりの知識と資本と労力が必要だと心得ておきましょう。
悪質なオンラインサロンの被害事例
オンラインサロンに入会するにあたって、気をつけるべき点が把握できたら、実際にどのような被害が出ているかも把握しておきましょう。
オンラインサロンの選び方に失敗してしまうと、以下で紹介する事例と同じ被害を受けるかもしれません。
胡散臭いと言われているオンラインサロンですが、その中で有益なサロンを見つけるためには、被害事例について知っておくことも重要です。
被害事例1 マルチ系サロンでの被害
オンラインサロンの被害事例の中でも、マルチ系サロンでの被害は最も多いです。
マルチ系サロンとは、勧誘によって会員が報酬をもらえるサロンのことを言います。
マルチ系は「勧誘して、入会が決定すると〇〇万円が手に入り、その会員が他の人を入会させるとさらに〇〇万円が手に入る」といった手口で会員を募集します。
しかし「勧誘をしても入会金の元を取ることが難しく、借金だけが残り、勧誘をしたことによって友人や大切な人との関係も失ってしまう」といったケースに陥るのがよくある被害です。
マルチ系サロンが提供するサービスや情報、人脈は中身の薄いものばかりです。
入会金も高額で、友人も失いかねません。
虚偽広告・詐欺被害
SNSの普及により、我々は、インターネットを介してオンラインサロンの広告を見るようになりました。
ネット広告は、新聞やテレビに比べると、モラルやルールが確立されておらず、誇大広告も存在しています。
例えば「スマホ一台で月に100万円」「必ず経営者になれる方法」など、閲覧者の興味をそそるような華やかで、夢のような広告はみなさんも一度は見たことがあるかと思います。
しかし「いざ入会してみるとサロンの内容は大したものではなく、高い入会金だけ払って何のスキルも得られなかった」といった被害が後を立ちません。
広告で紹介していることでも、正しいとは限らないので、注意しましょう。
商品を購入させられる被害
オンラインサロン被害で、よくある被害が、商品を購入させられるケースです。
この手のオンラインサロンは初めに「高収入を稼げるサロンで、入会金は100円です。」と安い入会金を引きに、入会を催促します。
しかし後から、「詳しい情報を知るためには教材を買う必要がある」「教材の値段は〇〇万円」と高額の商品を後から請求してきます。
「すでに入会したし、情報を知りたい。」と高額の商品を購入してしまうと、金銭トラブルなどの被害に繋がりかねないので注意しましょう。
オンラインサロンの有益性を紹介
上述したように、オンラインサロンには、さまざまな被害事例があります。
その反面で、オンラインサロンを通して人生がいい方向に変わった方も多くいるのも事実です。
オンラインサロンは手軽さや、情報量の多さなど、メリットも多く、それ故に今も注目を浴びつつあるサービスとなっているのです。
メリットをうまく使えば、副業を成功させたり、収入アップに繋げたりすることもできるので、ぜひ参考にしてみてください。
今回は、オンラインサロンの有益性について3つ紹介します。
- スキルアップにつながる
- 人脈が広がる
- 応援できる・有名人と交流できる
以上を参考に、オンラインサロンの有益性についても知っておきましょう。
スキルアップにつながる
オンラインサロンのメリットが、スキルアップを目指せるところです。
例えば、某有名人が運営しているプログラミング系のオンラインサロンでは、プログラミングが手軽に学べたり、独学では気付けない勉強のコツをプロから教えてもらえたりします。
独学で学習するよりも、ノウハウを人に教えてもらった方が遥かに早く、効率良くスキルを伸ばせます。
費用がかかる分、短期間で効率よくスキルを伸ばせる点はオンラインサロンの大きな魅力なのです。
人脈ができる
オンラインサロンの中には、会員同士で交流ができるサロンもあり、人脈作りにも繋がります。
例えば会員の方と意気投合して起業に至った方や、仕事をもらった方など、人脈ができることは大きな魅力です。
人脈作りを考えている方は、ぜひオンラインサロンを利用して、積極的に交流をしてみましょう。
応援できる・有名人と交流できる
オンラインサロンへ入る方の中には、応援や有名人との交流が目的の方も少なくありません。
オンラインサロンは、ファンクラブのような役割も内包しています。
オンライン上で、有名人と会話ができたり、限定グッズを手に入れたりと、近い距離に感じられるので、この点はオンラインサロンの大きな魅力です。
オンラインサロンの見分け方を紹介
さまざまなメリットがあるオンラインサロン。
せっかく入会するなら、有益なオンラインサロンに入会してメリットを享受したいところです。
しかし、胡散臭いオンラインサロンも多くあるため、選ぶのには一苦労ですよね。
そこで今回は、オンラインサロンの見分け方について3つ紹介します。
- 会員数などの実績
- 得られるスキルや知識
- 口コミなどを確認する
以上を参考に、自身にあったオンラインサロンを選びましょう。
会員数などの実績
有益なオンラインサロンを見極めるためには、会員数などの実績面に着目してみましょう。
例えば、
起業家を100人以上排出、1万人以上の会員数、某有名企業の社長が運営
などの実績面があるオンラインサロンは有益なところが多いです。本当に有益なオンラインサロンなら、多くの方が会員になりますよね。
また仮に、有名人が開いているサロンが詐欺をしていたら、その有名人は一気に名声を落としてしまいます。そのようなリスクを背負ってまで、オンラインサロンを開くメリットは有名人にはありません。
そのため有名人が運営しているところは、比較的有益なコンテンツが揃っているのです。
得られるスキルや知識
有益なオンラインサロンを見つけるためには、どのようなスキルや知識が得られるかを把握しておきましょう。単にオンラインサロンといっても、オンラインサロンで得られるスキルは場所によって異なります。
例えば、プログラミングや、マーケティング、デザインなどが有名です。
自身がどのようなスキルを身につけたいかを一度確認して、その知識が得られそうなところはどこかを探してみましょう。
口コミなどを確認する
有益なオンラインサロンを見分けるためには、口コミの確認も有効な手段です。オンラインサロンは性質上、会員の生の声が理解しづらいです。
一方、口コミであれば、会員のレビューなども確認できるため、ぜひ確認してみましょう。
また、中には口コミを操作しているところもあるため、Twitterやサイトなど広く情報収集することをおすすめします。
まとめ
今回は、オンラインサロンが胡散臭いと言われる理由と、実際にどのような被害があるのかについて紹介しました。
オンラインサロンはその性質上、情報が外部に提供されづらいため、胡散臭さが生じてしまいます。また、それを逆手に取った詐欺なども存在するため、細心の注意を払う必要があるのです。
しかし、有益なオンラインサロンも実在します。
有益なオンラインサロンに入会すれば、スキルアップはもちろん、人生を変え得るきっかけになるかもしれません。
オンラインサロンは一見すると胡散臭いですが、有益な部分もあるため、ぜひ今回の記事を参考に自身にあったオンラインサロンを見つけてみてください。
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