最近では大手企業でもリストラが起きている報道が出てきましたよね。実はこれ、決して赤字だからというわけではないんです。
会社員の方は要注意です。
あなたは「黒字倒産」を今まで聞いたことがあるでしょうか?
これは売上が立っているのに資本を回収できず起こってしまう現象です。
これと同じように自分の企業は一見売上が高いし、上場企業だからと油断しないでくださいね!
企業がリストラするのは利益率を上げるためでもあるんです。
実は、人件費が結構かかっているんです。
なので、いち早くあなたのビジネススキルを強化して社会の荒波にも耐えられるようになりましょう!
今回はそんな社会の荒波にも耐えられる今すぐ使えるスキルを身につけたい方、業務効率したい方、昇給・昇格したい方、最終的に独立したい方、全ての皆さんに必見なビジネスフレームワーク厳然5選と実践的な使い方を徹底解説していきます。
この記事を読めば必ずあなたのビジネスパフォーマンスは大きく変わりますよ。
ビジネスフレームワークとは?
そもそもビジネスフレームワークとは何でしょうか?
「聞いたことないよ。」という方はぜひ覚えてください!
ここでは難しく考えずに、「ビジネスフレームワークとは経営の意思決定や問題解決に役立つ共通の考えるツール」とイメージしてください。
これは社会人だけではなく、大学生にもとても役立ちます。
実際に私はビジネスフレームワークを活用しただけで、就職活動時代にインターンシップで効率よく議論ができ、グループで1位になったこともありました。
また「聞いたことはあるけど、多すぎて実際何が本当に使えるのか分からない」という方もいらっしゃるでしょう。
私もそうでした。ビジネスフレームワークはいっぱいあって本当に困りますよね。
なので、本当に今から使える厳選5選を徹底解説していきます。
ビジネスフレームワークの本当の考え方
ここでちょっとお待ち下さい!
今回これを読んでくださる読者の皆様にはきちんとしたビジネスフレームワークに対しての考えを持っていただきたいのです。
それはどういうことかと言いますと、「ビジネスフレームワークはただ覚えたからOK」ではありません。
一番大事なのは、実際に使いこなしてあなたのビジネスパフォーマンスを上げることです。
ならば、ただビジネスフレームワークの知識を知っているだけではなくしっかりと活用できるビジネスマンになりましょう!
今すぐ役立つビジネスフレームワーク厳選5選
今回はビジネスシーンですぐに役立つフレームワークを5つご紹介します!
- PDCA
- 5W1H
- 3C分析
- 4P分析
- SWOT分析
ひとつずつ解説していきます!
PDCA
PDCAとは以下の頭文字を取ったものです。
- Plan(計画)
- Do(実行)
- Check(評価)
- Action(改善)
多くの社会人が取り入れているもので、Plan (計画)→Do(実行)→Check(評価)→Action(改善)→Plan (計画)とサイクル上に続いていきます。
多くの場面でPDCAという言葉がでできますが、実際どういう風に使えばよいのか解説していきます。
PDCAの使い方とは?
PDCAの使いかたを順番に解説していきます。
①Plan (計画)
・目標の設定
・実行計画を立案
②Do(実行)
・計画をもとに実行
③Check(評価)
・実行の内容を評価・検証
・計画通りの実行かを評価
④Action(改善)
・評価から今後の対策を検討
(吹き出し)ここでは計画を中止にすることや延期にすることも考えます。そして改善する場合は行い、その後計画に移りPDCAサイクルを回していく!
実際に想定される場面
PDCAを使う実際の場面を見ていきましょう!
上司から売上が低迷してきていると指摘された場合
①Plan (計画):顧客単価の高い商品をもっと営業していこう。また営業の方法も今一度全体で確認したほうが、売上アップにつながるかも知れない。
②Do(実行):お客様に積極的に声掛けをし、全体で効果的な営業をするための研修を週1で行った。
③Check(評価):今までよりお客様と対話をする機会が増えてきたが、今一、売上にはつながっていないな。
④Action(改善):なら商品を売る営業ではなく、お客様の感情に寄り添った提案をしていく。
このように、多くの場面で使用することができ、徐々に改善していけるのがPDCAです。
PDCAを使うメリット3選
今日からあなたがPDCAを使うことによって得られるメリットは3つあります。
- 半永久的に成長し続けられる
- 課題が明確になる
- 実行からきちんと評価して次に繋ぐことができる
また以下の動画では「PDCA」について解説しているので、PDCAについてもっと詳しく知りたい方はご覧ください。
- ①仕事の目標達成が格段に早まり、人の10倍の速さで成長することができます
- 高速を超える鬼速PDCAを回す方法を知れます
- PDCAを回すTipsを知ることができます
5W1H
5W1Hはみなさん一度は聞いたことがありますよね?
- When(いつ)
- Where(どこで)
- Who(誰が)
- What(何を)
- Why(なぜ)
これをビジネスでも応用でき、発想を重複なく効率よく展開することができるんです。
言い換えると、本来考えるべきことを抜け漏れをなく考えられるのが利点です!
実際に想定される場面
5W1Hを使う実際の場面を見ていきましょう!
他店と差別化ができるカフェをオープンする際
①What(何を):オンライン会議がしやすいよう区切りや1人席を多く設けた空間をコンセプトに。加えて、夜にはちょい飲みができるバーに変身。
②Why(なぜ):コロナ禍でリモートワークが流行り、今後も継続されると考え需要が見込まれる。
③When (いつ):朝から夜8時まで営業で夜はバー。
④Where (どこで):千葉県内の大きな駅近
⑤Who(誰が):サラリーマンなど1人で来る方向け
⑥How(どのように):普段はカフェとして営業をして、夜はちょっとした仕事のストレスを解消できるようにお酒も提供。
このように、抜けもれなく考えていけるのが5W1Hです。
5W1Hを使うメリット3選
今日からあなたが5W1Hを使うことによって得られるメリットは3つあります。
- 洗練されているため、即座に相手が内容を理解できるようになる
- 抜け漏れのない提案ができる
- 過不足がないので、情報の共有にもとても役立つ
以下の動画でも5W1Hについて解説していますので、5W1Hをもっと詳しく知りたい方はご覧ください。
- 究極の思考法を手に入れることができます
- 詳しい例題をもとに5W1Hを考えることができます
- 筋の通った提案をすることが可能です
3C分析
続いては3C分析です。
3C分析は以下の頭文字を取ったものです。
- Company(自社)
- Competitor(競合)
- Customer(顧客)
これマーケティングをする際は、ほぼ間違いなく使っていけるビジネスフレームワークです。
ここで一番大事なのは、実はCompany(自社)を知ること!みんな、競合の分析に目が行きがちだけども、己を知らずに相手を知ることはできないよね。
実際に想定される場面
今回は3C分析を使う場面を、自社(ローソン)を例に解説していきます。
①Company(自社):大手のセブンイレブンと比較して、店舗数は少ないイメージだが、アプリを積極的に使って集客をしているイメージ。また100円ローソンやナチュラルローソンなどターゲティングを変えている。
②Competitor(競合):大手といわれるセブンイレブンやファミリーマートが挙げられる。またデイリーやミニストップ、駅中のNewdaysも競合に入る。
③Customer(顧客):ちょっとしたものを買いに来たり、1コンビニで何でも揃っているため、1人暮らしの方や遊びや仕事中などのお客が多い。
このように、自社を3C分析で大まかな概要を書き出していきます。
良くSWOT分析と共に使われるため、セットで覚えておきましょう!
3C分析を使うメリット3選
今日からあなたが 3C分析を使うことによって得られるメリットは3つあります。
- マーケティングの3要素を過不足なく、分析することができる
- SWOT分析とセットで分析することにより、自社・競合を徹底的に分析することができる
- 別化戦略をすることが可能になになる
3C分析について以下の動画でも解説していますので、3C分析についてより詳しく知りたい方はご覧ください。
- 起業家から3C分析を知ることができる
- より詳細な3C分析の具体例が分かる
- 起業家ならではの3C分析のポイントを知れる
SWOT分析
続いてはSWOT分析です。
SWOT分析は以下の頭文字を取ったものです。
- Strength(強み)
- Weakness(弱み)
- Opportunity(機会)
- Thread(脅威)
SWOT分析は、3C分析とセットで使用することで、自社・競合を徹底的に分析することができます。
イメージとしてはCompany(自社)でSWOT分析をし、Competitor(競合)でもSWOT分析をしていきます。
実際に想定される場面
今回はSWOT分析を使う場面を、自社(ローソン)を例に解説していきます。
Company(ローソン)
①Strength(強み):100円ローソンやナチュラルローソンなど顧客ごとに店舗形態を変えて、多くの顧客層にアプローチしている。またダイソーと提携することで1人暮らしに適したものになっている。
②Weakness(弱み):店舗数が少ない。
③Opportunity(機会):アイドルとコラボを良くしている。
④Thread(脅威):食料品の満足度はセブンイレブンなどが優位。
Competitor(セブンイレブン)
①Strength(強み):圧倒駅な店舗数と食料品の質の高さ。
②Weakness(弱み):アプリの集客などはローソンと比較すると若干劣勢。
③Opportunity(機会):食品ロスなど積極的にSDGsを意識した施策を行う。
④Thread(脅威):セブンイレブンアプリの問題性を挙げた声がいくつもある。
このように、3C分析とセットで活用できるのがSWOT分析です。
SWOT分析を使うメリット3選
SWOT分析を使うことによって得られるメリットは3つあります。
- 強みや弱みなどを知ることができる
- 競合にないものを取り入れることができる
- 強み×機会・弱み×機会・強み×脅威・弱み×脅威の各4つをそれぞれかけ合わせることで、新たな施策につなげることができる
以下の動画でもSWOT分析について解説していますので、SWOT分析をより詳しく知りたい方はご覧ください。
- 起業家からSWOT分析を知ることができる
- より詳細なSWOT分析の具体例が分かる
- 起業家ならではのSWOT分析のポイントを知れる
4P分析
最後は4P分析です。
4P分析は以下の4つのPの頭文字を合わせたものになります。
- Product(製品)
- Place(場所)
- Price(価格)
- Promotion(宣伝)
こちらは先ほどの3C分析・SWOT分析とは違い、各セグメントで区切られたビジネスフレームワークになります。
3C分析・SWOT分析を行った後は、具体的に各セグメントごとに分析して顧客に適しているか見ていきます。
それぞれ4つのPについて補足すると以下の通りです。
- Product(製品):デザイン名・サービスのこと
- Place(場所):製品を市場に流通させるための流通経路や販売する場所を含む
- Price(価格):市場での販売価格のこと
- Promotion(宣伝):市場の顧客ニーズを満たす製品を制作し、ターゲット層を決め、そのターゲット層に購入機会を提供できる流通・販売経路を確保すること
実際に想定される場面
今回は4P分析に関してiPhoneを例にして見ていきます!
①Product(製品):シンプルで洗練されたデザイン。過去シリーズがあり、リピーターが多い。
②Place(場所):自社サイトや家電量販店やECサイト・
③Price(価格):最新の機種は約13万円ほど。
④Promotion(宣伝):商品説明を省いたテレビCMやSNSでの拡散。
このように、4つの視点から商品開発や販売を行えるのが4P分析です。
4P分析を使うメリット3選
4P分析を使うことによって得られるメリットは3つあります。
- 顧客にマッチした商品開発や販売が可能になる
- 各4つの視点から考えることで、一貫性を保つことができる
- 過不足なく、抜けもれなく分析をすることができる
以下の動画でも4P分析について解説していますので、4P分析をより詳しく知りたい方はご覧ください。
- 4P分析について徹底理解することができる
- 吉野家を例に、4P分析の具体例が分かる
- 起業家ならではの4P分析のポイントを知れる
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はビジネスフレームワーク厳選5選と実践的な使い方徹底解説をしていきました。
これであなたのビジネスパフォーマンスは変わります。
最後に、ビジネスフレームワークは覚えただけでは何も意味しません。
大事なのはビジネスフレームワークを普段の生活や仕事の中でたくさん使っていくことです。
そうしていけば必ずあなたのものになり、時間効率化や昇給・昇格などビジネスパフォーマンスにつながっていきます。
ビジネスフレームワークは本当に多くありますが、今回は厳選5選なのでしっかりと活用できるようにしてください!
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